大阪市の筋膜リリース専門院・セルライト除去のボンボン&セル バナー

短期ダイエットの活用

短期間で体が変わる痩せ方全般を、ここでは短期系ダイエットと呼んでいます。
その特徴は短期間で王道の食事制限ダイエットをしのぐ大きな結果が出せることです。

キツい糖質制限や断食はその代表格。
古くはバナナダイエットやきのこダイエット、リンゴダイエットもありました。
これらは一見、王道の食事制限のように見えますが「短期系ダイエット」に入ります。

短期系ダイエットは大きな変化と引き換えに、最後はどうしても元の体に戻ってしまいます。

これはもう、避けることができません。
ですが、このデメリットを分かった上で上手く利用するなら、良い選択になります。

特に、今すぐ痩せなきゃならない事情のある方は、こちらのタイプを選ぶのが正解です。

短期系ダイエットは気合と根性で「エイ」っと一気に体の変化を出すものなのですが、痩せた状態でいられるのは脳や体が反発してくるまでの短い期間です。
その期間は存分に痩せた状態を楽しみましょう。

短期系ダイエットは2~3ヶ月という期間に限定して「ここぞ」という時に上手に使うのがお勧めです。
体への負担を最小限に止めることがでるからです。

糖質制限だけはやや特殊で、痩せた状態を他より長続きさせることも可能ではあります。

糖質制限ダイエット

通常、短期系ダイエットは2ヶ月も痩せた状態をキープできたら大したものです。この時点で目的は十分に果たされたと考えられています。

糖質制限ダイエットは1年後にほとんどの方が止めてしまっている、というデータが出ているのですが、中には驚異的な粘りで数年(!)頑張って「堪えて」いる方もおられます。

制限中、糖質を欲し続けている脳に対しては、タンパク質から糖を生成する「糖新生」でなんとか、脳と体の反発=リバウンドを起こさないように鎮めている状況が続いています。

ある時、糖質を欲する脳に我慢の限界が来ると自制心が無くなり、「以前のように」糖質を摂取する食事に戻ってしまいます。
長期間の糖質制限は、常にギリギリの綱渡り状態です。

糖質制限が終わると制限が数年に及んでいても、3ヶ月であったとしても、等しくえげつないリバウンドがおこります。
大ブームになった糖質制限ですが「頑張っている間」は痩せた状態を保てるが、終えると戻るという短期系ダイエットの宿命には逆らえないのです。

糖質制限ダイエットの痩せ方

人体は糖質を制限すると、体がグッと「絞られ」体重が大きく落ちます。
普段は体の中に蓄えられていた水分が、体外へと排出されるからです。

糖質は体内で多量の水分と強く結びついて存在しているため、体中に含んでいた糖質の総量が減ると、まるで筋肉が「浮き出て」くるような体型の変化が早い段階から見られるようになります。

ただし、糖質は脳を動かすエネルギーでもあります。
糖質不足でエネルギー危機を察知した脳は、仕方なく筋肉(タンパク質)を分解して、糖を確保しはじめます。糖新生です。

たんぱく質摂取量にも注意

糖質制限ダイエットの注意点は、たんぱく質の摂取量です。
このダイエット中は、摂取するたんぱく質の量が少ないと筋肉をガンガン減らしてしまいますし、逆に摂取たんぱく質が多すぎても肝臓や腎臓に深刻なダメージを与える可能性があります。

うまくコントロールしておかないと、適切な運動量と栄養摂取のバランスが保てなくなります。

ジムでトレーナーの指示を受けながら頑張っている方でも、念のためたんぱく質摂取量を時々チェックする必要があります。長期間頑張り続けている方は特にですね。
優れたトレーナーが、優れた管理栄養士並みの知識を持っているとは限らないので。

筋トレについて

筋トレについては「死ぬ気で頑張る」必要はありません。

今まで必死の思いで筋トレに励んできた、糖質制限ダイエットの広告塔になっていたタレントさんたちも、軒並み(元の体重以上に)リバウンドしています。
結局は筋肉を付けても、太らない体になれるわけではないのです。当然ですが、食べると太ります。

筋トレ+糖質制限で体重が落ちるポイントは、糖質制限のほうにあります。
トレーニングは筋肉量が減るのを最小限に止めるため、という主張がされています。
この点についても、しっかりたんぱく質を摂っていたりBCAAの摂取で筋肉の減少には歯止めがかけられます。

2~3ヶ月程度で糖質制限ダイエットを切り上げるなら、筋トレは自宅で10~15分の自重トレーニングでも十分と言えます。

ダイエット期には多少の筋肉量の減少が見られますが、この時失われた筋肉については自然と戻ってきます。
短期系ダイエットを短期間で終えるなら、筋肉の減少はそこまで気にする必要もないレベルです。
人体に備わる「マッスルメモリー」機能が、失った筋肉量のリカバリにしっかりと働いてくれます。

マッスルメモリーによる、元の生活に戻って普通に暮らしているだけで、普段から使われる筋肉は勝手に復活してゆくという便利機能が私たちの体には備わっているのです。

糖質制限ダイエットは短い期間限定にすることと、筋トレを軽いものに替えるだけで、ずいぶん敷居が低くなり誰もが気軽に取り組みやすくなります。

糖質制限ダイエットは上手に使えば人生の中で2度3度とチャレンジできるものなのですが、筋トレのしすぎて燃え尽きてしまった方々はもう2度と戻ってきません。
上手く活用すれば役に立つというのに、もったいない話です。

昔から筋トレ+糖質制限を活用していたボディビルダーやボクサーなどは、大会や試合前に期限を2ヶ月程度に設定して、糖質制限を繰り返し上手に活用しています。
未だに糖質制限はキツい筋トレとセットでなければならない!と考えらえれているのは、ちょっとどうなのかなあと個人的には思います。

短期系ダイエットについては全て、2~3ヶ月に限定してチャレンジするというのがお勧めです。
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